こんにちは!今日は、Google Analytics 4(G)のデータをGoogle Apps Script(GAS)を使って、スプレッドシートに自動で出力する方法をご紹介します。パソコンやスマホの操作に自信がない方でも、安心して取り組める内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
GとGASって何?
まずは、GとGASについて簡単にご説明します。
G(Google Analytics 4)とは?
Gは、Googleが提供するウェブ解析ツールで、ウェブサイトやアプリのアクセス状況を詳しく分析することができます。例えば、どのページがよく見られているか、どの地域からアクセスが多いかなど、さまざまな情報を把握できます。
GAS(Google Apps Script)とは?
GASは、Googleのサービスを自動化するためのスクリプト言語です。スプレッドシートやGmail、Googleカレンダーなどと連携して、手作業を減らすことができます。
Gのデータをスプレッドシートに出力する理由
Gの管理画面では、データを直接操作するのが少し難しいと感じることがあります。そこで、スプレッドシートにデータを出力することで、以下のようなメリットがあります。
- データの見やすさ表形式で整理されるため、傾向がつかみやすくなります。
- 分析のしやすさグラフを作成したり、他のデータと組み合わせて分析することができます。
- 共有のしやすさ同僚や上司と簡単に情報を共有できます。
Gのデータをスプレッドシートに出力する方法
Gのデータをスプレッドシートに出力するには、以下の手順を踏みます。
Google Cloud ConsoleでAPIを有効化する
まず、Gのデータを取得するために、Google Cloud Consoleで「Google Analytics Data API」を有効にします。
スプレッドシートを準備する
新しいスプレッドシートを作成し、データを出力したいシートを用意します。
GASエディタを開く
スプレッドシートのメニューから「拡張機能」→「Apps Script」を選択し、GASエディタを開きます。
スクリプトを記述する
以下のようなスクリプトを記述します。
javascript
function getDataFromG() {
var apiKey = 'YOUR_API_KEY';
var url = 'https://analyticsdata.googleapis.com/v1beta/properties/PROPERTIES_ID:runReport';
var requestOptions = {
'method': 'POST',
'contentType': 'application/json',
'headers': {
'Authorization': 'Bearer ' + ScriptApp.getOAuthToken()
},
'payload': JSON.stringify({
'dateRanges': ,
'dimensions': ,
'metrics':
})
};
var response = UrlFetchApp.fetch(url + '?key=' + apiKey, requestOptions);
Logger.log(response.getContentText());
}
このスクリプトは、過去30日間のセッション数を地域別に取得するものです。
データをスプレッドシートに出力する
取得したデータをスプレッドシートに出力するためのコードを追加します。
javascript
function outputDataToSheet() {
var spreadsheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
var sheet = spreadsheet.getActiveSheet();
// ヘッダーを追加
sheet.appendRow);
// データを追加
var data = getDataFromG();
for (var i = 0; i < data.length; i++) {
sheet.appendRow(data);
}
}
定期的にデータを取得する設定をする
スクリプトを定期的に実行するために、GASの「トリガー」機能を使って、例えば毎朝9時にデータを取得するように設定します。
初心者でもできる!ポイントまとめ
- 手順を一つずつ確認しながら進める焦らず、順番に作業を進めましょう。
- わからないことがあれば調べるGoogleで検索すれば、同じような問題を解決した人の記事が見つかります。
- 少しずつ慣れていく最初は難しく感じるかもしれませんが、続けていくうちに慣れてきます。
よくある質問や疑問
Q1: GASのスクリプトを書くのが初めてでも大丈夫ですか?
はい、大丈夫です。手順を一つずつ確認しながら進めれば、初心者の方でも問題なく作業できます。
Q2: Gのデータをスプレッドシートに出力するメリットは何ですか?
データを表形式で整理することで、傾向がつかみやすくなり、分析や共有がしやすくなります。
Q3: スクリプトの実行に失敗した場合、どうすればいいですか?
エラーメッセージを確認し、Googleで検索してみてください。同じような問題を解決した人の記事が見つかることが多いです。
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まとめ
GのデータをGASを使ってスプレッドシートに自動で出力することで、データの見やすさや分析のしやすさが向上します。最初は難しく感じるかもしれませんが、手順を一つずつ確認しながら進めれば、初心者の方でも問題なく作業できます。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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