Google スプレッドシートで列を非表示にする方法（GAS編）

こんにちは！今回は、Google スプレッドシートで「列を非表示にする方法」を、初心者の方にもわかりやすく解説します。パソコンやスマホに不安がある方でも安心して進められるように、丁寧にお伝えしますね。

なぜ列を非表示にするのか？
手動で列を非表示にする方法
Google Apps Script（GAS）で列を非表示にする方法
初心者の方へアドバイス
よくある質問
今すぐ解決したい！どうしたらいい？
まとめ

なぜ列を非表示にするのか？

Googleスプレッドシートのイメージ

まず、列を非表示にする理由を考えてみましょう。

ここがポイント！

データを整理したい必要な情報だけを表示して、見やすくしたいとき。
他の人に見せたくない情報があるプライベートな内容や、まだ完成していないデータを隠したいとき。
作業を効率化したい不要な情報を一時的に隠して、作業に集中したいとき。

これらの理由から、列を非表示にすることはとても便利です。では、実際にどのように操作するのでしょうか？

手動で列を非表示にする方法

まずは、Google スプレッドシートの画面上で簡単にできる方法をご紹介します。

非表示にしたい列を選択列の上部にあるアルファベット（A、B、Cなど）をクリックして、非表示にしたい列を選びます。
右クリックでメニューを表示選択した列の上で右クリックします。
「列を非表示」を選択表示されたメニューから「列を非表示」をクリックします。

これで、選択した列が非表示になります。再表示したいときは、隣接する列の間に現れる小さな矢印をクリックすると、再び表示されます。

Google Apps Script（GAS）で列を非表示にする方法

次に、GASを使って自動的に列を非表示にする方法を見てみましょう。GASは、Google スプレッドシートを自動化するためのツールです。

基本のコード

javascript

function hideColumn() {

  var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();

  sheet.hideColumns(2); // 2列目（B列）を非表示にする

}

このコードを実行すると、B列が非表示になります。複数の列を非表示にしたい場合は、次のように書きます。

javascript

function hideMultipleColumns() {

  var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();

  sheet.hideColumns(2, 3); // 2列目から3列分（B、C、D列）を非表示にする

}

非表示にした列を再表示するコード

javascript

function unhideColumn() {

  var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();

  sheet.showColumns(2); // 2列目（B列）を再表示する

}

これらのコードは、Google スプレッドシートの「拡張機能」→「Apps Script」から入力して実行できます。