初心者でもわかる！Google Apps Scriptでスプレッドシートを操作する方法

Google Apps Script（GAS）を使うと、Google スプレッドシートを自動化したり、便利な機能を追加したりすることができます。でも、プログラミングが初めての方には、どこから始めていいのか分からないですよね。そんな方のために、今回はGASを使ってスプレッドシートを操作する方法を、わかりやすくご紹介します。

Google Apps Scriptって何？
スプレッドシートを操作する基本の流れ
よく使うスプレッドシートの操作方法
よくある質問や疑問
今すぐ解決したい！どうしたらいい？
まとめ

Google Apps Scriptって何？

Googleスプレッドシートのイメージ

Google Apps Script（GAS）は、Googleが提供するJavaScriptベースのプログラミング環境です。これを使うと、Google スプレッドシートやGmail、Google カレンダーなど、Googleのサービスを自動化したり、カスタマイズしたりすることができます。特別なソフトをインストールする必要もなく、Google アカウントさえあれば、すぐに始められます。

スプレッドシートを操作する基本の流れ

GASを使ってスプレッドシートを操作するには、まずスプレッドシートを開き、その中のデータを取得したり、書き込んだりします。以下の手順で進めていきます。

スプレッドシートを開く

まず、操作したいスプレッドシートを開きます。新しく作成することもできますし、既存のものを使うこともできます。

スクリプトエディタを開く

スプレッドシートを開いたら、上部のメニューから「拡張機能」→「Apps Script」を選択します。これで、スクリプトエディタが開きます。

スクリプトを書く

スクリプトエディタが開いたら、そこにコードを書いていきます。例えば、セルに「こんにちは！」と表示させるには、以下のようなコードを書きます。

javascript

function helloWorld() {

  var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();

  sheet.getRange('').setValue('こんにちは！');

}

このコードを保存して実行すると、セルに「こんにちは！」と表示されます。

実行する

コードを書いたら、上部の「実行」ボタンをクリックして実行します。初めて実行する際には、Google アカウントへのアクセス許可を求められるので、指示に従って許可してください。

よく使うスプレッドシートの操作方法

GASを使うと、スプレッドシートのさまざまな操作を自動化できます。以下に、よく使う操作をいくつかご紹介します。

セルに値を設定する

javascript

sheet.getRange('').setValue('新しい値');

このコードは、セルに「新しい値」を設定します。

セルの値を取得する

javascript

var value = sheet.getRange('').getValue();

Logger.log(value);

このコードは、セルの値を取得し、ログに表示します。

複数のセルに値を設定する

javascript

var values = [

  ,

  ,

]; sheet.getRange('B3').setValues(values);

このコードは、からB3の範囲に、名前と年齢のデータを一度に設定します。

よくある質問や疑問

Q1: スプレッドシートのIDって何ですか？

スプレッドシートのIDは、URLの中に含まれている一意の識別子です。例えば、URLが「(https://docs.google.com/spreadsheets/d/abc1234567/edit」の場合、「abc1234567」がIDです。このIDを使って、特定のスプレッドシートを操作することができます。