Googleスプレッドシートを使って、ランダムな値を生成したいと思ったことはありませんか？たとえば、くじ引きの結果を決めたり、ランダムにメンバーを選出したりする場面で役立ちます。今回は、プログラミングの経験がない方でも簡単にできる方法をご紹介します。
ランダムな値を生成する方法
Googleスプレッドシートのイメージ
Googleスプレッドシートでは、いくつかの方法でランダムな値を生成できます。以下に代表的なものをご紹介します。
RANDBETWEEN関数を使う方法
RANDBETWEEN関数は、指定した範囲内の整数をランダムに生成します。例えば、1から100までの間でランダムな数を生成したい場合、以下のように入力します。
=RANDBETWEEN(1, 100)
この関数をセルに入力すると、1から100までの間でランダムな整数が表示されます。
RAND関数を使う方法
RAND関数は、0以上1未満のランダムな小数を生成します。例えば、0から1の間でランダムな小数を生成したい場合、以下のように入力します。
=RAND()
この関数をセルに入力すると、0以上1未満のランダムな小数が表示されます。
Google Apps Scriptを使う方法
Google Apps Script（GAS）を使うと、より柔軟なランダムな値の生成が可能です。例えば、以下のようなスクリプトを使って、スプレッドシートにランダムな値を入力することができます。
javascript
function generateRandomValues() {
const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();
const range = sheet.getRange(""); // からの範囲を指定
const values = ;
for (let i = 0; i < 10; i++) {
values.push); // 1から100の間でランダムな整数を生成
}
range.setValues(values);
}
このスクリプトを実行すると、からのセルに1から100までのランダムな整数が入力されます。
実際に使ってみよう！
例えば、30人のメンバーからランダムに10人を選出したい場合、以下の手順で行うことができます。
- スプレッドシートにメンバーの名前をA列に入力します。
- B列に「=RAND()」と入力し、各メンバーにランダムな値を割り当てます。
- B列を降順で並べ替えます。
- 上位10名の名前をC列にコピーします。
これで、ランダムに10人のメンバーを選出することができます。
よくある質問
Q1: RANDBETWEEN関数を使うと、毎回値が変わってしまうのですが、固定する方法はありますか？
セルに以下のように入力します。
=RANDBETWEEN(1, 100)
その後、セルをコピーし、右クリックで「値のみ貼り付け」を選択すると、値が固定されます。
Q2: Google Apps Scriptを使うには、どのように設定すればよいですか？
スプレッドシートを開き、「拡張機能」>「Apps Script」を選択すると、スクリプトエディタが開きます。そこで、上記のスクリプトを貼り付けて保存し、実行することができます。
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まとめ
今回は、Googleスプレッドシートでランダムな値を生成する方法をご紹介しました。関数を使う方法から、Google Apps Scriptを使う方法まで、目的に応じて使い分けることができます。ぜひ、いろいろな場面で活用してみてください。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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