Googleスプレッドシートを使いこなしたいあなたにとって、関数QUERYは必須ツールです。しかし、使い方が少し複雑に感じられることもありますよね?そこで今回は、QUERY関数の基本から応用までを徹底解説します。データ分析や集計作業を効率化し、あなたのスプレッドシート作業を飛躍的に改善するための秘密をお伝えします。これを読めば、QUERY関数を自信を持って使いこなせるようになりますよ!
Googleスプレッドシート 関数 QUERYとは?
まず、QUERY関数とは、スプレッドシート内のデータをSQL風の構文で検索・抽出できる強力な関数です。これを使うことで、複雑な条件を設定して効率的にデータを抽出したり、集計したりすることができます。
例えば、特定の条件に一致するデータだけを抽出したり、複数の条件を組み合わせて絞り込みを行ったりすることができます。QUERY関数を上手に活用すれば、膨大なデータの中から必要な情報だけを素早く取り出すことができ、作業効率が劇的に向上します。
QUERY関数の基本的な構文と使い方
QUERY関数の基本的な構文は以下の通りです
=QUERY(範囲, "クエリ", ヘッダー行数)
範囲: データの範囲を指定します。例えば「A1:C10」のように指定します。
クエリ: データを抽出するための条件を指定します。SQLライクな構文を使って指定します。
ヘッダー行数: データの中にヘッダー行が何行あるかを指定します。通常は1行がヘッダーなので「1」と入力します。
例えば、売上データがA列に日付、B列に商品の名前、C列に売上金額がある場合、次のようにQUERY関数を使うことができます。
=QUERY(A1:C10, "SELECT B, C WHERE C > 1000", 1)
この関数は、売上金額が1000円を超える商品の名前と売上金額を抽出します。
QUERY関数の応用例
QUERY関数は、基本的なデータ抽出だけでなく、さまざまな応用が可能です。以下にいくつかの具体的な例を紹介します。
複数条件を使ったデータ抽出
例えば、売上金額が1000円以上で、かつ商品名が「商品A」のデータだけを抽出したい場合、次のようにクエリを指定します。
=QUERY(A1:C10, "SELECT B, C WHERE C > 1000 AND B = '商品A'", 1)
これにより、商品Aの中で売上金額が1000円以上のデータだけが抽出されます。
データの集計
QUERY関数を使って、データを集計することもできます。例えば、各商品の売上金額の合計を求めたい場合、次のようにクエリを使います。
=QUERY(A1:C10, "SELECT B, SUM(C) GROUP BY B", 1)
このクエリは、商品ごとの売上金額の合計を計算して表示します。
並べ替えやフィルタリング
QUERY関数では、データを並べ替えたり、特定の条件でフィルタリングすることも簡単にできます。例えば、売上金額が高い順にデータを並べ替えたい場合、次のように書きます。
=QUERY(A1:C10, "SELECT B, C ORDER BY C DESC", 1)
これにより、売上金額が高い順に商品のデータが並び替えられます。
Googleスプレッドシート 関数 QUERYに関する疑問解決
ここでは、QUERY関数に関するよくある質問にお答えします。
QUERY関数でエラーが出た場合、どうすればよいか?
QUERY関数で「#REF!」や「#VALUE!」などのエラーが表示されることがあります。この場合、以下のポイントをチェックしてください。
- 範囲の指定が正しいか確認する。
- クエリ内のカラム名やデータが間違っていないか確認する。
- ヘッダー行数を適切に設定しているか確認する。
これらのチェックポイントを確認することで、エラーを解消することができます。
QUERY関数はどのようなデータに対応しているか?
QUERY関数は、数値、文字列、日付などさまざまなデータタイプに対応しています。ただし、日付や時刻を扱う際には、データ形式が正しく設定されていることが重要です。特に日付の形式が一致していないと、期待通りにデータが抽出されないことがあります。
QUERY関数はどの範囲までデータを処理できるか?
QUERY関数は、Googleスプレッドシートのデータ範囲内であれば、大量のデータにも対応可能です。しかし、非常に大きなデータセットになると、パフォーマンスに影響が出ることがあります。その場合は、データを適切に絞り込んでからQUERY関数を使うと、より高速に処理できます。
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まとめ
GoogleスプレッドシートのQUERY関数は、データの抽出や集計を簡単に行える非常に強力なツールです。基本的な使い方をマスターすれば、より複雑なデータの分析も容易に行えます。今回紹介した方法を参考に、ぜひあなたのスプレッドシート作業を効率化してみてください。
QUERY関数を使いこなすことで、データ分析のスピードと精度が劇的に向上します。これからも様々な方法を試し、あなたの作業効率を更にアップさせましょう!





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