あなたは、Gmailで送信したメールに自社のロゴが表示されず、「BIMI表示されない！」と悩んでいませんか？メールの信頼性やブランド認知度向上を目指してBIMIを導入したものの、思うように表示されない。そんな不安を解消し、確実にGmailでBIMIを表示させるためのステップを完全解説します。
GmailでBIMIが表示されない原因とは？
Gmailのイメージ
まず、BIMI（Brand Indicators for Message Identification）を導入しても、必ずしもすぐにメールにロゴが表示されるわけではありません。BIMIは、ブランド認証を強化し、受信者が安心してメールを開封できるようにするための仕組みですが、正しく設定していない場合、ロゴが表示されないことがあります。
その主な原因には、以下のようなものがあります
- DMARC設定が不十分 – DMARC（Domain-based Message Authentication, Reporting, and Conformance）設定が不完全であると、BIMIが機能しません。
- ロゴの形式や要件に不備 – BIMI対応ロゴには、SVG形式で正方形のアスペクト比が求められます。これに違反していると表示されません。
- VMC（Verified Mark Certificate）の未設定 – 特にGmailでは、VMCの設定がないとロゴが表示されないことが多いです。
- BIMIレコードの設定ミス – DNSでのBIMIレコード設定に誤りがあると、ロゴが表示されません。
これらの原因に対する解決方法を詳しく見ていきましょう。
BIMI表示を確実にするための6つの設定ステップ
GmailでBIMIを確実に表示させるためには、いくつかの重要な設定があります。以下の6つのステップをしっかりと実行することで、あなたのブランドロゴをメールに表示させることができます。
ステップ1: DMARCポリシーを設定する
BIMIを導入するためには、まずDMARCを設定し、メール認証を「pass」させる必要があります。これにより、送信者のドメインが信頼できることを証明します。
ステップ2: ロゴを準備する
BIMI対応ロゴは、特定の形式（SVG形式、正方形のアスペクト比）で準備する必要があります。加えて、グラデーションなどが含まれていると審査に通らない可能性があるため、シンプルで清潔感のあるデザインが推奨されます。
ステップ3: VMC（Verified Mark Certificate）を取得する
GmailやApple Mailなどの主要なプロバイダーでは、BIMI表示にVMCが必要です。VMCはロゴの正当性を証明するためのデジタル証明書で、これを取得することで表示されやすくなります。
ステップ4: ロゴとVMCを公開する
ロゴとVMCは、公開サーバーにアップロードしてhttpsでアクセスできるようにします。これにより、受信者のメールクライアントがロゴを認識できるようになります。
ステップ5: BIMIレコードを登録する
DNSにBIMIレコードを登録し、正しい情報が含まれていることを確認します。これにより、BIMI認証が有効になります。
ステップ6: BIMIレコードの確認
BIMIレコードが正しく設定されているかを確認するために、専用のチェックツールを使用します。これにより、設定ミスを防ぎ、確実にロゴが表示されることを確認できます。
GmailでBIMIが表示されない場合のよくある問題と解決策
もしGmailでBIMIが表示されない場合、以下の点をチェックすることをお勧めします。
問題1: DMARCポリシーが正しく設定されていない
DMARCの設定が「quarantine」や「reject」でないと、BIMIは機能しません。まずはDMARCポリシーが適切に設定されているかを確認してください。
問題2: VMCの設定が不足している
特にGmailやApple Mailでは、VMCがなければロゴが表示されません。VMCを取得し、必要な手続きを行いましょう。
問題3: ロゴの形式や要件に合っていない
ロゴがSVG形式でない、またはアスペクト比が正方形でない場合、表示されません。これを修正するために、正しいフォーマットに変更してください。
問題4: BIMIレコードが誤って設定されている
DNSに設定したBIMIレコードが間違っていると、メールにロゴが表示されません。レコードが正しく設定されているか、確認ツールを使ってチェックしましょう。
よくある質問
Q1: BIMIを設定した後、どれくらいでロゴが表示されますか？
BIMIの設定後、最大で72時間程度かかる場合があります。設定後に、しばらく時間をおいてから確認することをお勧めします。
Q2: BIMIの設定にかかる費用はどのくらいですか？
VMCの取得には費用がかかりますが、DMARCやBIMIレコードの設定自体には追加費用はありません。ただし、証明書を取得するための手数料が発生します。
Q3: BIMIを設定すると、迷惑メールに振り分けられるリスクが減りますか？
はい、BIMIを正しく設定することで、メールが正当なものであると認識され、スパムフィルターを回避しやすくなります。
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まとめ
GmailでBIMIを表示させるためには、DMARCの設定、ロゴの準備、VMCの取得、BIMIレコードの登録など、いくつかのステップを踏む必要があります。これらの設定を正しく行うことで、ブランド認知度の向上とメールの信頼性強化が期待できます。
BIMIの設定がうまくいかない場合でも、原因を一つ一つチェックして対処すれば、必ず解決できます。さあ、あなたも今すぐBIMIの設定を実践して、Gmailでのロゴ表示を実現しましょう！
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