皆さん、こんにちは。今日は、Excelでデータを検索する際によく使われるVLOOKUP関数とINDEX関数とMATCH関数の組み合わせについて、その速度や使い勝手を比較しながら、初心者の方にも分かりやすくお話ししたいと思います。
VLOOKUP関数とは?
まず、VLOOKUP関数についてお話ししましょう。これは、Excelで最もよく使われる関数の一つで、特定の値を縦方向に検索し、その値に対応する他の列のデータを取得するために使用されます。例えば、社員名簿から特定の社員の電話番号を探すときなどに便利です。
INDEX関数とMATCH関数とは?
次に、INDEX関数とMATCH関数についてです。これらは組み合わせて使用することで、VLOOKUP関数よりも柔軟なデータ検索が可能になります。INDEX関数は、指定した行と列の交差点にある値を返し、MATCH関数は、指定した値が範囲内のどの位置にあるかを返します。これらを組み合わせることで、より柔軟な検索が可能となります。
VLOOKUPとINDEX+MATCHの速度比較
では、本題の速度比較についてです。一般的に、VLOOKUP関数は使いやすい反面、大量のデータを扱う際には速度が遅くなる傾向があります。特に、データが6万件以上になると、再計算に1~2分かかることもあります。これは、VLOOKUP関数がデータを一つずつ順番に検索する「線形検索」を行うためです。
一方、INDEX関数とMATCH関数の組み合わせは、検索対象の列と結果を取得する列の2列だけを参照するため、余分な範囲を読み込む必要がなく、計算速度が速いとされています。特に、データが大量にある場合、この組み合わせはVLOOKUP関数よりも効率的に動作します。
近似一致と完全一致の違い
ここで、検索の方法についても触れておきましょう。VLOOKUP関数やMATCH関数には、「近似一致」と「完全一致」の2つの検索方法があります。
- 近似一致データが昇順に並んでいる場合に使用し、指定した値と完全に一致しなくても、近い値を見つけて返します。
- 完全一致データの並び順に関係なく、指定した値と完全に一致するものを検索します。
近似一致は高速ですが、データが昇順に並んでいる必要があります。一方、完全一致はデータの並び順に依存しませんが、速度が遅くなる傾向があります。
実際の使用例
例えば、10万行のデータで検索を行った場合、以下のような結果が得られたとします。
| 関数 | 検索方法 | 時間 |
|---|---|---|
| VLOOKUP | 完全一致 | 90秒 |
| INDEX+MATCH | 完全一致 | 15秒 |
| VLOOKUP | 近似一致 | 0.77秒 |
| INDEX+MATCH | 近似一致 | 0.78秒 |
このように、完全一致の場合、INDEX+MATCHの方がVLOOKUPよりも高速であることが分かります。
よくある質問や疑問
VLOOKUP関数とINDEX+MATCH関数、どちらを使うべきですか?
データの量や検索の方向によります。大量のデータを扱う場合や、左側の列から右側の列を検索する場合は、INDEX+MATCH関数の方が適しています。小規模なデータや、右側の列から左側の列を検索する場合は、VLOOKUP関数でも問題ありません。
データが昇順に並んでいない場合、どうすればいいですか?
データが昇順に並んでいない場合は、完全一致の検索を使用する必要があります。ただし、完全一致の検索は速度が遅くなることがあるため、可能であればデータを昇順に並べ替えることをお勧めします。
まとめ
今回は、ExcelのVLOOKUP関数とINDEX+MATCH関数の速度や使い勝手についてお話ししました。それぞれの関数にはメリットとデメリットがあり、状況に応じて使い分けることが重要です。皆さんもぜひ、これらの関数を活用して、Excelでの作業効率を向上させてください。他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。



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