Excel アドイン表示されないVBA問題を解決する方法！3つのステップで完全修復

あなたも、Excelで「アドインが表示されない！」という悩みを抱えたことがあるのではないでしょうか？特に、VBA（Visual Basic for Applications）を使っている際に発生する「アドインが反応しない」という問題は、多くのユーザーにとって厄介な問題です。何が原因なのか分からず、時間ばかりが無駄に過ぎていく――そんな時こそ、このガイドが役立ちます。この記事では、Excelのアドインが表示されない問題を、VBAを用いた簡単な方法で解決するためのステップを丁寧に解説します。

Excel アドイン表示されない問題の原因とは？
Excel アドイン表示されない問題を解決する3つのステップ
Excel アドイン表示されないVBAに関する疑問解決
今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい！どうしたらいい？
まとめ

Excel アドイン表示されない問題の原因とは？

Excelのイメージ

Excelでアドインが表示されない場合、その原因はさまざまです。まずは、問題を理解し、どこに焦点を当てるべきかを知ることが解決への第一歩です。

COM アドインの設定が無効になっている

Excelには「COM アドイン」という機能があり、これが無効になっていると、アドインが正しく表示されません。COMアドインは、Excelの機能を拡張するために利用されますが、設定ミスや無効化によって動作しないことがあります。

セキュリティ設定の影響

特に、インターネットからダウンロードしたExcelファイルに含まれるアドインは、セキュリティ設定が影響して無効になることがあります。これを解除しない限り、アドインは正常に動作しません。

VBAコードによる干渉

VBAを使用している場合、アドインの読み込みに影響を与えるコードが書かれている可能性があります。特に、アドインを自動で読み込むためのコードに誤りがあると、表示されないことがあります。

Excel アドイン表示されない問題を解決する3つのステップ

それでは、実際にExcelでアドインが表示されない問題を解決するための具体的な方法を紹介します。このステップを実践することで、ほとんどの問題は解決するはずです。

ステップ1COM アドインを有効にする

まず最初に確認するべきは、COMアドインの設定が有効になっているかどうかです。以下の手順で設定を確認し、有効にします。

Excelを開き、「ファイル」タブをクリックします。
「オプション」を選択し、「アドイン」をクリックします。
下部の「管理」ボックスから「COM アドイン」を選択し、「設定」をクリックします。
リストの中から必要なアドインにチェックを入れて、「OK」を押します。

これでCOMアドインが有効化され、アドインが表示されるようになります。

ステップ2セキュリティ設定を確認する

インターネットから取得したファイルは、セキュリティ設定が影響してアドインが無効になることがあります。この場合は、保護ビューを解除する必要があります。

Excelを開き、「ファイル」タブから「オプション」を選びます。
「トラストセンター」＞「トラストセンターの設定」をクリックします。
「保護ビュー」の設定を確認し、必要に応じてオフにします。
「OK」をクリックして設定を保存します。

これにより、セキュリティ設定による影響を受けずにアドインを利用できます。

ステップ3VBAコードを確認する

VBAコードでアドインを自動的に読み込む設定をしている場合、コードに誤りがあるとアドインが表示されません。以下の手順でVBAコードを確認し、必要な修正を行いましょう。

Excelを開き、「Alt + F11」を押してVBAエディタを開きます。
プロジェクトエクスプローラーで該当するマクロを探し、コードを確認します。
アドインを読み込むコード（例Application.AddIns(“YourAddIn”).Installed = True）に誤りがないか確認します。
必要があれば修正し、「F5」キーでコードを実行してアドインが正常に読み込まれるかテストします。

これでVBAコードの誤りが修正され、アドインが正しく表示されるようになります。