Excelを使っていると、「あれ、これもショートカットキーでできたら便利なのに」と思うこと、ありませんか？たとえば、頻繁に使う機能や、毎回マウスで探すのが面倒な操作など。そんなとき、Excelには自分専用のショートカットキーを登録する方法があるんです。今回は、パソコンやスマホの操作に自信がない方でも安心してできるよう、わかりやすく解説しますね。
ショートカットキーって何？
Excelのイメージ
まず、ショートカットキーとは、キーボードのキーを組み合わせて押すことで、マウスを使わずに素早く操作できる便利な機能のことです。たとえば、「Ctrl + C」でコピー、「Ctrl + V」で貼り付けができますよね。
でも、Excelにはあらかじめ決められたショートカットキーしかないので、「これもショートカットキーでできたらいいのに」と思うこともあります。そんなとき、自分でショートカットキーを登録できるんです。
自分専用のショートカットキーを登録する方法
Excelには、よく使う機能を「クイックアクセスツールバー」に登録して、キーボードの数字キーで呼び出せるようにする方法があります。これなら、マウスを使わずに素早く操作できますよ。
では、具体的にどうするか見ていきましょう。
クイックアクセスツールバーに機能を追加する
まず、Excelを開いてください。次に、画面上部の「クイックアクセスツールバー」の右端にある小さな下向き矢印（▼）をクリックします。すると、メニューが表示されるので、「その他のコマンド」を選択します。
すると、「Excelのオプション」画面が開きます。左側に「コマンドの選択」という項目があるので、ここから追加したい機能を選びます。たとえば、「セルの結合」や「ウィンドウ枠の固定」など、よく使う機能を選んで、右側の「クイックアクセスツールバー」に追加します。
追加したら、「OK」をクリックして設定を保存します。
キーボードで呼び出す
設定が完了したら、次にキーボードでその機能を呼び出せるようになります。Excelを使っているときに、キーボードの「Alt」キーを押してみてください。すると、画面上部に数字やアルファベットが表示されます。
たとえば、「1」「2」「3」などと表示されている場合、それぞれの番号に対応した機能が割り当てられています。追加した機能も、これらの番号のいずれかに割り当てられます。
たとえば、「Alt + 1」で「セルの結合」を呼び出せるようになっているかもしれません。実際に試してみて、うまくいけば成功です。
注意点
順番に注意クイックアクセスツールバーに追加した機能は、左から順番に番号が割り当てられます。追加した順番によって、呼び出すための番号が変わるので、順番を覚えておくと便利です。
削除すると番号が変わる不要になった機能を削除すると、残りの機能の番号が繰り上がります。たとえば、「Alt + 2」で呼び出していた機能を削除すると、次に「Alt + 2」を押すと、削除した機能の次に追加した機能が呼び出されるようになります。
マウスでも操作可能キーボードだけでなく、マウスでもクイックアクセスツールバーのアイコンをクリックして操作できます。自分の使いやすい方法で活用してください。
よくある質問や疑問
Q1: ショートカットキーを登録するとき、どの機能を追加すればいいですか？
よく使う機能や、毎回マウスで探すのが面倒な機能を追加すると便利です。たとえば、「セルの結合」や「ウィンドウ枠の固定」、「グラフの作成」など、自分の作業スタイルに合わせて選んでみてください。
Q2: ショートカットキーを変更したい場合はどうすればいいですか？
追加した機能の順番を変更したい場合は、「Excelのオプション」画面で、左側の「コマンドの選択」から追加した機能を選び、右側の「クイックアクセスツールバー」内で上下に移動させることができます。順番を変えることで、呼び出すための番号も変わります。
Q3: ショートカットキーを削除したい場合はどうすればいいですか？
不要になった機能を削除するには、「Excelのオプション」画面で、右側の「クイックアクセスツールバー」内で削除したい機能を選び、「削除」ボタンをクリックします。削除すると、残りの機能の番号が繰り上がりますので、注意してください。
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まとめ
Excelのショートカットキーを自分好みに登録することで、作業効率が大幅にアップします。特に、頻繁に使う機能や、毎回マウスで探すのが面倒な機能を登録すると、作業がスムーズになります。
最初は少し手間に感じるかもしれませんが、慣れればキーボードだけで素早く操作できるようになりますよ。ぜひ、自分の作業スタイルに合わせて、ショートカットキーをカスタマイズしてみてください。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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