Excel365 関数の基本をマスターしよう！初心者でも安心の使い方ガイド

Excel365を使い始めたばかりの皆さん、関数って聞くと「難しそう」「使い方がわからない」と感じていませんか？でも安心してください。今回は、初心者の方でもわかりやすく、Excel365の関数の基本と便利な使い方をご紹介します。これを読めば、日々の業務や家計簿の管理がぐっと楽になりますよ！

関数って何？まずは基本から押さえよう

Excelのイメージ

Excelの「関数」とは、あらかじめExcelに組み込まれている計算式のことです。例えば、合計を求める「SUM」や、平均を求める「AVERAGE」などがあります。これらを使うことで、手作業で計算する手間を省け、ミスも減らすことができます。

関数を使うには、まずセルを選択し、「=」を入力します。次に、使いたい関数名（例えば「SUM」）を入力し、括弧内に計算したい範囲を指定します。例えば、からまでの合計を求めたい場合は、「=SUM(\:)」と入力します。これだけで、合計が表示されます。

ここでは、日常的に役立つ基本の関数をいくつかご紹介します。

ここがポイント！

SUM関数指定した範囲の合計を求めます。例えば、=SUM(B2:B10)でB2からB10までの合計が求められます。
AVERAGE関数指定した範囲の平均を求めます。例えば、=AVERAGE(C2:C10)でC2からC10までの平均が求められます。
IF関数条件に応じて異なる結果を返します。例えば、=IF(D2>100, “合格”, “不合格”)で、D2の値が100より大きければ「合格」、そうでなければ「不合格」と表示されます。
VLOOKUP関数指定した範囲から、検索した値に対応するデータを取り出します。例えば、=VLOOKUP(E2, B10, 2, FALSE)で、E2の値をからの範囲で検索し、対応するB列の値を表示します。
COUNTIF関数指定した範囲で、条件に一致するセルの数を数えます。例えば、=COUNTIF(F2:F10, “>50”)で、F2からF10までの範囲で50より大きい値がいくつあるかを数えます。

Excel365では、従来の関数に加えて新しい関数も登場しています。これらを使うことで、さらに効率的に作業を進めることができます。

ここがポイント！

UNIQUE関数指定した範囲から重複を除いたユニークな値を抽出します。例えば、=UNIQUE(G2:G10)で、G2からG10までの範囲から重複を除いた値が表示されます。
SORT関数指定した範囲を昇順または降順に並べ替えます。例えば、=SORT(H2:H10, 1, TRUE)で、H2からH10までの範囲を昇順に並べ替えます。
SEQUENCE関数指定した範囲に連続した数値の列を生成します。例えば、=SEQUENCE(5, 1, 1, 1)で、1から5までの連続した数値が表示されます。
LET関数数式内で変数を定義し、計算を効率化します。例えば、=LET(x, *2, y, B1+3, x+y)で、の値を2倍し、B1の値に3を足した結果を表示します。