初心者でもわかる！Excel XLOOKUP関数の使い方と活用法

Excelでの作業がもっと効率的に、そして楽しくなる方法をお伝えします。今回は、特に初心者の方に向けて、Excelの新しい検索関数「XLOOKUP（エックスルックアップ）」の基本的な使い方と、実際の業務で役立つ活用法をわかりやすくご紹介します。

Excel XLOOKUP関数とは？

Excelのイメージ

Excelには、データを検索するための関数がいくつかありますが、XLOOKUP関数はその中でも特に便利な機能を持っています。従来のVLOOKUP関数やHLOOKUP関数と比べて、以下のような特徴があります。

基本的な使い方郵便番号から住所を検索

では、実際にXLOOKUP関数を使ってみましょう。例えば、郵便番号から住所を検索する場面を考えてみます。

この場合、以下のようにXLOOKUP関数を入力します。

この数式は、D2セルに入力された郵便番号をA列から探し、対応する住所をB列から返します。

応用編複数条件での検索

XLOOKUP関数は、複数の条件での検索にも対応しています。例えば、氏名と商品コードの2つの条件で検索したい場合、以下のように数式を組み合わせます。

この数式では、まずG2セルの値をB列から検索し、その結果をC列から取得します。その後、G1セルの値をA列から検索し、対応するC列の値を返します。

よくある質問や疑問

Q1: XLOOKUP関数はどのバージョンのExcelで使えますか？

XLOOKUP関数は、Excel 2019以降のバージョンで使用できます。また、Microsoft 365のサブスクリプションをお持ちの方も利用可能です。

Q2: XLOOKUP関数の引数を省略するとどうなりますか？

XLOOKUP関数では、検索値、検索範囲、戻り範囲の3つの引数は必須ですが、その他の引数（見つからなかった場合の値、一致モード、検索モード）は省略可能です。省略した場合は、既定の設定が適用されます。

Q3: 複数の戻り値を一度に取得する方法はありますか？

はい、XLOOKUP関数では戻り範囲に複数の列を指定することで、複数の戻り値を一度に取得することができます。例えば、以下のように指定します。

この数式では、D2セルの郵便番号をA列から検索し、対応するB列、C列、D列の値を一度に返します。

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まとめ

XLOOKUP関数は、Excelでのデータ検索をより柔軟で効率的に行うための強力なツールです。初心者の方でも、基本的な使い方を覚えることで、日常的な業務での活用が可能になります。ぜひ、実際の業務で試してみてください。

他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。