Excelでわかる！元金均等返済の仕組みと計算方法

住宅ローンを組む際、「元金均等返済」という返済方法を耳にすることがあるかもしれません。でも、実際にどういう仕組みなのか、どんなメリット・デメリットがあるのか、よくわからないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、Excelを使って「元金均等返済」の仕組みをわかりやすく解説します。これを読めば、返済額の計算方法や、元金均等返済がどんな特徴を持っているのかがしっかり理解できるようになりますよ。

元金均等返済とは？

Excelのイメージ

まず、元金均等返済がどんな返済方法かを簡単に説明します。

ここがポイント！

例えば、借入金額が3000万円、返済期間が35年、金利が1.0%の場合、元金均等返済を選ぶと、毎月の返済額は次第に減っていきます。最初は高めでも、時間が経つにつれて返済が楽になっていくのが特徴です。

Excelを使うと、元金均等返済の計算が簡単にできます。特に「ISPMT関数」を使うと、指定した期の利息部分を求めることができます。

ここがポイント！

例えば、最初の月の利息を求める場合、月利が0.0833%（1.0%÷12）、期が0、期間が420、借入金額が3000万円だとすると、次のように入力します。

\=ISPMT(0.000833, 0, 420, 30000000)

これで、最初の月の利息部分が計算できます。

元金均等返済には、以下のようなメリットとデメリットがあります。

メリット

ここがポイント！

デメリット

ここがポイント！

元金均等返済では、毎月の元金部分が一定で、利息部分が減少していきます。一方、元利均等返済では、毎月の返済額が一定で、元金と利息の割合が変動します。

はい、元利均等返済の場合は「PMT関数」、元金部分を求める場合は「PPMT関数」があります。

Excelの関数を使うのが難しい場合は、オンラインのローンシミュレーションツールを利用するのも一つの方法です。

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元金均等返済は、返済総額を抑えたい方におすすめの返済方法です。Excelを使えば、返済額の計算も簡単にできます。最初は返済額が高くても、時間が経つにつれて負担が軽くなりますので、長期的な視点での返済計画を立てることが重要です。

他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。