Excelで始める！CUBE関数を使った多次元データ分析入門

2025.02.25

皆さん、こんにちは！今日は、Excelを使ってデータを多角的に分析する方法をご紹介します。特に、CUBE関数を使って、データをさまざまな角度から眺める方法を一緒に学んでいきましょう。

多次元データ分析とは？

Excelのイメージ

まず、「多次元データ分析」って何でしょうか？簡単に言うと、データをいろんな切り口で分析することです。例えば、売上データを「日付」「製品」「地域」など、複数の視点から同時に見ることができます。これにより、データの中に隠れたパターンや傾向を見つけやすくなるんです。

Excelには、CUBE関数という便利な機能があります。これを使うと、外部のデータベースやピボットテーブルからデータを引っ張ってきて、多次元的に分析できます。例えば、以下のようなことが可能です

ここがポイント！

これらを手作業でやると大変ですが、CUBE関数を使えば簡単に実現できます。

では、具体的にCUBE関数の使い方を見ていきましょう。主に使う関数は以下の3つです

例えば、特定の製品の売上を取得するには、以下のように入力します



=CUBEVALUE("接続名", "[売上].[製品名].&[特定の製品]")

このように、CUBE関数を使うと、必要なデータをピンポイントで引き出すことができます。

では、具体的な例でCUBE関数の活用方法を見てみましょう。

まず、CUBEMEMBER関数で月を取得各セルに`=CUBEMEMBER(“接続名”, “[日付].[月].&[2025-01]”)`のように入力して、表示したい月を取得します。

次に、CUBEVALUE関数で売上を取得その隣のセルに`=CUBEVALUE(“接続名”, “[売上].[製品名].&[特定の製品]”, セル参照)`と入力して、特定の製品の各月の売上を表示します。

まず、CUBEMEMBER関数で地域を取得`=CUBEMEMBER(“接続名”, “[地域].[地域名].&[特定の地域]”)`と入力します。

次は、CUBERANKEDMEMBER関数でトップ3を取得`=CUBERANKEDMEMBER(“接続名”, “[売上].[製品名]”, セル参照, 1)`のように入力して、売上トップの商品を取得します。2位、3位を取得するには、最後の数字を2、3と変更します。

これらの手順を踏むことで、Excel上で多次元的なデータ分析が簡単に行えます。

はい、CUBE関数を使用するには、Excelが外部データソース（例えば、SQL Server Analysis Services）に接続されている必要があります。接続設定は「データ」タブの「接続の管理」から行えます。

ピボットテーブルはドラッグ＆ドロップで簡単に集計や分析ができるツールですが、柔軟性に欠ける場合があります。一方、CUBE関数はセルごとに細かく設定できるため、よりカスタマイズされた分析が可能です。

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いかがでしたか？ExcelのCUBE関数を使うことで、データを多角的に分析し、より深い洞察を得ることができます。最初は少し難しく感じるかもしれませんが、慣れてくると非常に強力なツールとなります。ぜひ試してみてくださいね。他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。