ExcelのNETWORKDAYS.INTL関数で営業日を簡単に計算する方法【初心者向け解決ガイド】

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皆さん、こんにちは。今日は、Excelを使って「特定の期間内の営業日数」を簡単に計算する方法をご紹介します。特に、土日以外の曜日を休業日とする場合や、祝日を考慮したい場合に便利なNETWORKDAYS.INTL関数について、初心者の方にもわかりやすく解説します。

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NETWORKDAYS.INTL関数とは?

Excelのイメージ

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まず、NETWORKDAYS.INTL関数とは何かをご説明します。この関数は、指定した開始日から終了日までの間で、指定した週末(休業日)や祝日を除いた営業日数を計算するためのものです。例えば、土日を休業日とし、特定の祝日も除外したい場合に非常に役立ちます。

NETWORKDAYS.INTL関数の基本的な使い方

それでは、具体的な使い方を見ていきましょう。関数の構文は以下のとおりです。


=NETWORKDAYS.INTL(開始日, 終了日, [週末], [祝日])

各引数の意味は次のとおりです。

まず、開始日には、計算の開始日を指定します。

次に終了日には、計算の終了日を指定します。

ここから先は省略可能ですが、指定することで条件に合わせた内容が返ってきます。

週末(省略可能)は、どの曜日を週末(休業日)とするかを指定します。省略すると、土日が週末とみなされます。

祝日(省略可能)は、除外したい特定の日付(祝日など)を指定します。

例えば、2025年1月1日から2025年12月31日までの期間で、土日と特定の祝日を除いた営業日数を計算する場合、以下のように入力します。


=NETWORKDAYS.INTL("2025/1/1", "2025/12/31", 1, {"2025/1/1", "2025/12/25"})

この例では、`1`は土日を週末とすることを意味し、`{“2025/1/1”, “2025/12/25”}`は除外する祝日を示しています。

週末(休業日)のカスタマイズ

NETWORKDAYS.INTL関数の特徴の一つは、週末を自由に設定できる点です。デフォルトでは土日が週末とされていますが、他の曜日を週末とすることも可能です。以下に、週末の設定値をまとめました。

週末の値 週末の日
1 または省略 土曜日と日曜日
2 日曜日と月曜日
3 月曜日と火曜日
4 火曜日と水曜日
5 水曜日と木曜日
6 木曜日と金曜日
7 金曜日と土曜日
11 日曜日のみ
12 月曜日のみ
13 火曜日のみ
14 水曜日のみ
15 木曜日のみ
16 金曜日のみ
17 土曜日のみ

例えば、金曜日と土曜日を週末とする場合、`週末`の引数に`7`を指定します。


=NETWORKDAYS.INTL("2025/1/1", "2025/12/31", 7, {"2025/1/1", "2025/12/25"})

このように設定することで、金曜日と土曜日を除いた営業日数を計算できます。

具体的な使用例

では、実際の業務でどのように活用できるか、具体的な例を見てみましょう。

例1:土日と祝日を除いた営業日数の計算

あなたがプロジェクトの締め切りを設定する際、2025年1月1日から2025年12月31日までの間で、土日と特定の祝日(例えば、1月1日と12月25日)を除いた営業日数を知りたいとします。その場合、以下のように入力します。


=NETWORKDAYS.INTL("2025/1/1", "2025/12/31", 1, {"2025/1/1", "2025/12/25"})

この関数を使うことで、簡単に営業日数を算出できます。

例2:月曜日と火曜日を週末とする場合の営業日数の計算

もし、あなたの会社が月曜日と火曜日を休業日としている場合、`週末`の引数に`3`を指定します。


=NETWORKDAYS.INTL("2025/1/1", "2025/12/31", 3, {"2025/1/1", "2025/12/25"})

これにより、月曜日と火曜日、そして指定した祝日を除いた営業日数を計算できます。

よくある質問や疑問

Q1: NETWORKDAYS関数との違いは何ですか?

NETWORKDAYS関数は、土曜日と日曜日を自動的に週末(非稼働日)とし、祝日を除外して営業日数を計算します。一方、NETWORKDAYS.INTL関数は、任意の曜日を週末として指定できるため、例えば日曜日と月曜日を週末とする場合や、特定の曜日のみを休業日とする場合など、柔軟な設定が可能です。

Q2: 週末をカスタマイズする方法は?

NETWORKDAYS.INTL関数では、週末を数値または文字列で指定できます。数値の場合、例えば1は土日、2は日月、3は月火といった具合です。文字列の場合、7文字の0と1で構成され、各文字は月曜日から日曜日を表します。1は非稼働日、0は稼働日を示します。例えば、”0000011″と指定すると、土日が非稼働日となります。

Q3: 祝日をリストで管理するには?

祝日を別のセル範囲にリストとして入力し、その範囲をNETWORKDAYS.INTL関数の第4引数に指定することで、複数の祝日を簡単に管理できます。例えば、A1:A10に祝日を入力し、関数内でA1:A10を指定することで、これらの祝日を除外した営業日数を計算できます。

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まとめ

NETWORKDAYS.INTL関数を活用することで、Excelでの営業日数の計算が非常に柔軟かつ簡単になります。特定の曜日を週末とする場合や、祝日を考慮した正確な日数計算が求められる業務で大変便利です。ぜひ一度試してみてください。

他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。

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