【完全ガイド】ExcelのSUM関数とROUNDDOWN関数を使って数値を簡単に切り捨て合計する方法

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Excelで複数の数値を扱う際、「SUM」と「ROUNDDOWN」を組み合わせて、数値を切り捨ててから合計する方法があります。これは、報告書や財務計算などで、不要な小数点以下の数値を除外したい場合に特に有効です。この記事では、具体的な操作例と共に、この方法を詳しく解説します。

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結論

ExcelのSUM関数とROUNDDOWN関数を組み合わせることができればSUM関数の合計表示前に小数点以下を切り捨てたいというあなたの悩みを解決できます。特に精密なデータ処理が求められる業務や財務報告で使えるシーンが多いです。さらに、切り捨て処理を自動化するためにExcelの関数を活用したいと考えているケースもあります。

これを叶えられるのがSUM関数とROUNDDOWN関数を複合した数式です。

実際の操作手順と具体例

以下の手順で、SUM関数とROUNDDOWN関数を組み合わせて数値を切り捨てた合計を計算します。

操作手順

  1. 切り捨てたい数値が入力されているセルを確認します。
  2. 各セルに対してROUNDDOWN関数を適用し、切り捨てられた値を取得します。例えば、=ROUNDDOWN(A1, 0) で小数点以下を切り捨てた値を取得します。
  3. ROUNDDOWN関数で得た値を、別のセルに表示させます。
  4. その後、SUM関数を使って、切り捨てられた値を合計します。例えば、=SUM(B1:B10) で合計値を算出します。

実際の例: 売上データの集計

例えば、以下のような売上データを持っているとします。小数点以下の売上を無視して各店舗の売上を合計するために、この関数の組み合わせを使用します。

例:

ここがポイント!

  • A列に売上金額(例: 1234.56, 789.34, 567.89)を入力
  • ROUNDDOWN関数で小数点以下を切り捨てた値をB列に表示
  • SUM関数でB列の値を合計

この操作により、各店舗の合計売上金額を簡単に求めることができます

よくある質問 (Q&A)

小数点以下を四捨五入するにはどうすればいいですか?

ROUNDDOWN関数の代わりに、ROUND関数を使用すると、小数点以下を指定した桁数で四捨五入することができます。

切り捨てた値がマイナスの場合はどうなりますか?

マイナスの値に対しても、ROUNDDOWN関数は絶対値に基づいて切り捨てを行い、その後符号を元に戻します。

数値の切り捨て後に合計が合わないことがありますが、どうしたらいいですか?

切り捨てにより生じた誤差が影響している可能性があります。その場合、誤差を考慮した計算方法を検討するか、切り捨て前の合計を確認して比較すると良いでしょう。

エラーとその解決策

地味にあるエラーの解決方法については下記のとおりです。

ここがポイント!

  • エラー: #VALUE! エラーが表示される場合
    原因: 関数に不適切な値が入力された場合に発生します。
    解決策: 入力値を確認し、適切な数値が使用されているかをチェックします。
  • エラー: #NAME? エラーが表示される場合
    原因: 関数名が誤っている場合に発生します。
    解決策: 関数名を確認し、正しく入力されているか確認します。

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