初心者でもできる！Excel VBAで選択肢を作成する方法

2025.07.05

Excelの操作に慣れていない方でも、VBAを使って選択肢を作成することで、データ入力の効率化やミスの防止が可能です。今回は、Excel VBAを使って「ドロップダウンリスト」と「ユーザーフォームのオプションボタン」を作成する方法を、初心者の方にもわかりやすく解説します。

ドロップダウンリストをVBAで作成する方法
ユーザーフォームのオプションボタンを使って選択肢を作成する方法
よくある質問や疑問
1. Q1: ドロップダウンリストの項目を動的に変更する方法はありますか？
2. Q2: ユーザーフォームを自動で表示させる方法はありますか？
今すぐ解決したい！どうしたらいい？
まとめ

ドロップダウンリストをVBAで作成する方法

Excelのイメージ

ドロップダウンリストとは？

ドロップダウンリストとは、セルをクリックすると選択肢が表示され、そこから一つを選ぶことができる機能です。これにより、入力ミスを減らし、データの一貫性を保つことができます。

VBAでドロップダウンリストを作成する手順

以下の手順で、VBAを使ってドロップダウンリストを作成できます。

Excelを開き、Alt + F11キーを押してVBAエディタを開きます。
挿入メニューから「モジュール」を選択し、新しいモジュールを作成します。
以下のコードをモジュールに貼り付けます

Sub CreateDropdownList()

    Dim listRange As Range

    Dim targetRange As Range
    ' リストの範囲を設定

    Set listRange = Worksheets("Sheet1").Range("")
    ' ドロップダウンリストを設定するセルの範囲を設定

    Set targetRange = Worksheets("Sheet2").Range("B2:B10")
    ' 入力規則を削除

    targetRange.Validation.Delete

' ドロップダウンリストを追加 targetRange.Validation.Add Type:=xlValidateList, _ AlertStyle:=xlValidAlertStop, Operator:= _ xlBetween, Formula1:="=Sheet1!$A$1:$A$5" targetRange.Validation.IgnoreBlank = True targetRange.Validation.InCellDropdown = True End Sub

コードを実行すると、Sheet2のB2からB10のセルに、Sheet1のからの内容を選択できるドロップダウンリストが追加されます。

ドロップダウンリストの活用例

例えば、社員の部署名を入力する際に、部署名のリストをドロップダウンリストとして設定することで、入力ミスを防ぎ、データの一貫性を保つことができます。

ユーザーフォームのオプションボタンを使って選択肢を作成する方法

ユーザーフォームとは？

ユーザーフォームは、ExcelのVBAで作成できるカスタムダイアログボックスです。オプションボタンを使うことで、複数の選択肢から一つを選ぶインターフェースを提供できます。

ユーザーフォームにオプションボタンを追加する手順

VBAエディタを開き、挿入メニューから「ユーザーフォーム」を選択します。
ツールボックスから「オプションボタン」を選択し、フォーム上に配置します。
複数のオプションボタンを配置し、各オプションボタンの「Caption」プロパティで表示名を設定します。
オプションボタンをグループ化するには、フレームを使うと便利です。フレームを配置し、その中にオプションボタンを配置します。
ユーザーフォームを表示するには、以下のコードを標準モジュールに追加します

Sub ShowUserForm()

    UserForm1.Show

End Sub

オプションボタンの選択状態を取得する方法

オプションボタンの選択状態をVBAで取得するには、以下のコードを使用します

Private Sub CommandButton1_Click()

    If Me.OptionButton1.Value Then

        MsgBox "オプション1が選択されています。"

    ElseIf Me.OptionButton2.Value Then

        MsgBox "オプション2が選択されています。"

    Else

        MsgBox "オプションが選択されていません。"

    End If

End Sub

ユーザーフォームの活用例

例えば、アンケートフォームを作成する際に、性別や年齢層などの選択肢をオプションボタンで提供することで、ユーザーが簡単に選択できるインターフェースを提供できます。

よくある質問や疑問

Q1: ドロップダウンリストの項目を動的に変更する方法はありますか？

はい、VBAを使ってリストの範囲を変更することで、ドロップダウンリストの項目を動的に変更できます。例えば、リストの項目を別のシートから取得することも可能です。

Q2: ユーザーフォームを自動で表示させる方法はありますか？

はい、ワークシートを開いたときや特定のセルを選択したときに、ユーザーフォームを自動で表示させることができます。これには、ワークブックやワークシートのイベントを利用します。

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まとめ

Excel VBAを使って、ドロップダウンリストやユーザーフォームのオプションボタンを作成することで、データ入力の効率化やミスの防止が可能です。初心者の方でも、上記の手順を参考にして、ぜひ実践してみてください。操作に不安がある場合や、さらに詳しいサポートが必要な場合は、お気軽にLINEからお声掛けください。