ExcelのIFS関数：初心者でもわかる使い方と活用例

こんにちは！今日は、Excelの「IFS関数」について、初心者の方でもわかりやすく解説していきます。パソコンやスマホに詳しくない方でも安心して学べる内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。

IFS関数とは？

Excelのイメージ

Excelの「IFS関数」は、複数の条件を順番に評価し、最初に真となる条件に対応する値を返す関数です。例えば、学生のテストの点数に応じて「優」「良」「可」「不可」と評価したい場合などに便利です。

IFS関数の基本的な書き方は以下の通りです

=IFS(条件1, 結果1, 条件2, 結果2, ..., 条件N, 結果N)

例えば、セルにテストの点数が入力されているとき、以下のように書くことで、点数に応じた評価を返すことができます

=IFS(>=80, "優", >=60, "良", >=40, "可", <40, "不可")

では、実際にどのような場面でIFS関数が役立つのか、いくつかの例を見てみましょう。

学生のテストの点数に応じて、以下のように評価を付けることができます

=IFS(>=80, "優", >=60, "良", >=40, "可", <40, "不可")

これにより、点数に応じた評価が自動で表示されます。

営業担当者の売上に応じて、ボーナスの額を決定する場合にもIFS関数が活躍します。例えば、売上が300万円以上ならボーナス30万円、200万円以上なら20万円、100万円以上なら10万円、100万円未満なら5万円と設定することができます。

=IFS(B1>=3000000, 300000, B1>=2000000, 200000, B1>=1000000, 100000, B1<1000000, 50000)

支店コード（1: 東京、2: 名古屋、3: 大阪、4: 福岡）を入力すると、対応する支店名を表示することができます。

=IFS(C1=1, "東京支店", C1=2, "名古屋支店", C1=3, "大阪支店", C1=4, "福岡支店")

これにより、支店コードを入力するだけで、対応する支店名が表示されます。

IFS関数を効果的に使うためのポイントをいくつかご紹介します。

ここがポイント！

IFS関数では、最大127個の条件を設定することができます。条件が多くなると式が複雑になるため、適切に整理して使用することをおすすめします。

IFS関数は、Excel 2016以降のバージョンで使用できます。古いバージョンでは使用できないため、バージョンを確認してから使用してください。

IF関数は1つの条件しか評価できませんが、IFS関数は複数の条件を順番に評価することができます。複雑な条件分岐を簡潔に記述できる点がIFS関数の特徴です。

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IFS関数は、複数の条件を順番に評価し、それに応じた結果を返すExcelの便利な関数です。学生の成績評価や売上に応じたボーナス計算など、さまざまな場面で活用できます。ぜひ、日々の業務や学習に役立ててください。

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