Excel起動時にマクロを自動で有効にする方法

Excelを使っていると、マクロを自動で実行したい場面がありますよね。例えば、毎月の売上データをまとめる際に、マクロを手動で起動するのが面倒だと感じたことはありませんか？そんな時に便利なのが、「Excel起動時にマクロを自動で有効にする方法」です。

今回は、初心者の方でもわかりやすく、親しみやすい言葉で、この方法を解説します。

Excel起動時にマクロを自動で有効にする方法とは？

Excelのイメージ

Excelでは、特定のブックを開いたときに自動でマクロを実行することができます。これを実現するためには、VBA（Visual Basic for Applications）というプログラミング言語を使います。具体的には、「Workbook\_Open」イベントを利用します。

まず、Excelのリボンに「開発」タブが表示されていない場合は、以下の手順で表示させます。

次に、VBAエディタを開きます。

新しく挿入されたモジュールに、以下のコードを入力します。

vba

Private Sub Workbook_Open()

    ' ここに実行したいマクロのコードを記述します

End Sub

このコードは、ブックを開いたときに自動で実行されるマクロの枠組みです。実際に行いたい処理を「’ ここに実行したいマクロのコードを記述します」の部分に記述します。

マクロを保存するためには、ブックを「マクロ有効ブック（.xlsm）」として保存する必要があります。

マクロが自動で実行されない場合、以下の点を確認してください。

マクロのセキュリティ設定を確認するには、以下の手順を行います。

他のPCでもマクロを自動で実行させるためには、以下の点を確認してください。

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