Excelで別の表からデータを参照する方法｜初心者でもできる簡単ガイド

Excelで「別の表からデータを参照する」と聞くと、難しそうに感じるかもしれません。でも、安心してください。少しのコツと手順で、誰でもできるようになりますよ。今回は、初心者の方でもわかりやすく、実際の例を交えて解説します。

別のシートからデータを参照する方法

Excelのイメージ

シート名とセル番地を使って参照する

例えば、シート1のセルに「100」と入力されているとします。別のシートでその値を使いたい場合、以下のように入力します。

これで、Sheet1のセルの値が参照されます。

数式バーを使って簡単に参照する

別のシートのセルを参照する際、数式バーを活用すると便利です。

これで、数式バーに自動的に参照式が入力されます。

INDIRECT関数を使って動的に参照する

INDIRECT関数を使うと、セルの内容を基に参照先を動的に変更できます。

ここで、セルに「Sheet1!」と入力されていれば、そのセルの値が参照されます。

別のブックからデータを参照する方法

ブック名とシート名を使って参照する

別のブックのデータを参照するには、以下のように入力します。

ここで、「BookName.xlsx」は参照したいブックの名前、「Sheet1」はシート名、「」はセル番地です。

他のブックを開いて参照する

他のブックを開いている場合、参照先のセルをクリックすると、自動的に参照式が入力されます。

INDIRECT関数を使ってブック名を動的に参照する

INDIRECT関数を使うと、ブック名やシート名をセルの内容で指定できます。

ここで、セルにブック名とシート名（例「BookName.xlsx]Sheet1」）、B1セルにセル番地（例「」）を入力すれば、そのセルの値が参照されます。

VLOOKUP関数を使って別の表からデータを取り出す方法

VLOOKUP関数の基本構文

VLOOKUP関数は、指定した範囲の中から検索条件に一致したデータを取り出す関数です。

* 検索値検索する値またはセルを参照します。
* 範囲検索する範囲を指定します。
* 列番号範囲内で検索値が見つかった場合、返す列番号を指定します。
* 検索方法TRUE（近似値）またはFALSE（完全一致）を指定します。

VLOOKUP関数の使用例

例えば、以下のような商品一覧があるとします。

この商品コードから商品名を取り出す場合、以下のように入力します。

これで、「商品B」が返されます。

VLOOKUP関数の注意点

* 検索値は範囲の左端の列に配置する必要があります。
* 検索方法をFALSEにすると、完全一致で検索されます。
* 検索値が見つからない場合、#N/Aエラーが返されます。

よくある質問や疑問

Q1: VLOOKUP関数で検索値が見つからない場合、どうすればよいですか？

検索値が範囲の左端の列に存在するか、検索方法が正しいか確認してください。また、完全一致を希望する場合は、検索方法をFALSEに設定してください。

Q2: INDIRECT関数を使うとき、参照先のシート名にスペースが含まれている場合、どうすればよいですか？

シート名にスペースが含まれている場合、シート名をシングルクォーテーション（’）で囲む必要があります。

Q3: VLOOKUP関数で複数の条件を指定して検索する方法はありますか？

VLOOKUP関数は単一の条件での検索に適しています。複数の条件で検索する場合は、INDEX関数とMATCH関数を組み合わせて使用する方法があります。

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まとめ

Excelで別の表からデータを参照する方法は、基本的な数式や関数を使うことで簡単に実現できます。最初は少し難しく感じるかもしれませんが、実際に手を動かしてみることで、どんどん理解が深まりますよ。困ったときは、ぜひ今回の手順を思い出して試してみてくださいね。

他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。