「Excelで複数の折れ線グラフを作りたいけど、やり方がわからない…」そんなふうに思ったこと、ありませんか?
実は、ちょっとしたコツさえ知っていれば、誰でもカンタンに複数の折れ線グラフを作ることができるんです。
この記事では、パソコン操作に自信がない方や50代以上の方でも理解できるように、図解とともにやさしく手順を紹介していきます。
YouTube動画で説明する場合にもそのまま読み上げられる構成にしていますので、ぜひ活用してください。
Excelで複数の折れ線グラフを作るってどういうこと?
「複数の折れ線グラフ」って、どんなもの?
例えば、1年間の「売上」「コスト」「利益」の3つの推移を、1つのグラフで比較したいとき。
それぞれのデータを別々の線(折れ線)で表示するのが、「複数の折れ線グラフ」です。
どんなときに使うと便利?
- 売上とコストの関係を比較したいときに役立ちます
- 気温と湿度、降水量の変化を同時に表示したいときも便利です
- 部門ごとの業績比較にもぴったりです
複数の折れ線グラフの作り方(やさしく丁寧に)
ステップ①データをきれいに並べましょう
まずは、グラフのもとになるデータを整理しましょう。
- 横軸(X軸)になる項目、たとえば「月」や「日付」を1列目に入力します
- 2列目以降に、グラフにしたい項目(売上・コストなど)を並べます
- 例「1月~12月」+「売上」「コスト」「利益」など
ステップ②グラフを作成する
- データ全体(項目名も含めて)をドラッグして選択します
- 上のメニューから「挿入」→「折れ線グラフ」を選びます
- 「折れ線」または「マーカー付き折れ線」を選びましょう
この時点で、複数の線が表示された折れ線グラフができあがります。
ステップ③見やすく整える
作ったグラフを少し調整して、見やすくしましょう。
- 凡例(色付きの名前の部分)を右側に移動する
- タイトルを「月別 売上・コスト・利益推移」などに変更
- 必要に応じて色や線の太さを変更する
よくある失敗とその対処法
線が1本しか表示されないとき
データの選択範囲が狭すぎる可能性があります。項目名やすべてのデータ列を選び直してみましょう。
項目名が横軸に出ないとき
横軸の設定で「軸ラベル」を変更することで修正できます。
右クリック → 「データの選択」 → 「横(項目)軸ラベルの編集」から再指定しましょう。
おすすめの工夫ポイント
色分けして見やすくする
線の色をそれぞれ青・赤・緑などで分けておくと、あとで見返すときにわかりやすくなります。
実際に営業部で月次レポートを作っていたとき、上司から「線の色が全部同じで見づらい」と言われたことがありました。
それ以来、線の色と凡例の位置には特に気をつけています。
データ系列が多い場合は「二軸」を使うのもアリ
もしデータの種類によって値のスケール(大きさ)が大きく違う場合は、「右側にもう1本の軸」を追加する「二軸グラフ」にするのもおすすめです。
よくある質問や疑問
複数の折れ線グラフって何本まで表示できるの?
理論上は何本でも表示できます。ただし、あまりに多いとグラフがごちゃごちゃして見にくくなるので、3~5本程度が目安です。
1つのグラフに棒グラフと折れ線を混ぜることはできる?
はい、できます!「複合グラフ」を選ぶことで、売上は棒グラフ、利益率は折れ線といった表示が可能になります。
スマホのExcelアプリでも複数のグラフを作れますか?
スマホ版のExcelでも一部の機能は使えますが、グラフの細かい編集はパソコンの方が圧倒的にやりやすいです。大事な作業はパソコンでやるのが無難です。
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まとめ
複数の折れ線グラフを作ると、数字の変化が一目でわかってとっても便利です。
最初は「ちょっとむずかしそう…」と感じるかもしれませんが、一度やってみると驚くほどカンタンですよ。
最後に大事なポイントをまとめます
- データは横軸(X軸)と複数の項目を縦にそろえて並べましょう
- 「挿入」→「折れ線グラフ」でOK
- 見やすくするために色分けやタイトル編集も忘れずに
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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