Excelでブック保護を解除できない?パスワードを忘れた場合の3つの解決方法

パソコンパソコン・スマホ教室
スポンサーリンク

Excelで大切なファイルを開こうとしたときに、ブック保護のパスワードを忘れてしまったことはありませんか?パスワードを忘れると、重要なデータにアクセスできず、仕事や個人のプロジェクトに大きな影響を及ぼすことがあります。このような状況に直面したときに、どのように対処すればよいのか、具体的な解決策を紹介します。

スポンサーリンク

結論

パスワードを忘れてしまった場合でも、「ZIPファイル形式を利用する方法」「VBAマクロを使用する方法」「専用のパスワード解除ツールを使用する方法」の3つのいずれかで、Excelのブック保護を解除することが可能です。これにより、大切なファイルに再びアクセスできるようになります。

業務でデータを引き継いだ際や修正をしたいのに、パスワードがかかっていると厄介ですよね💦

また、シンプルにパスワードを忘れてしまった!なんてこともあるでしょう。

そんな「パスワードを完全に忘れてしまい、他の手段で思い出せない場合」「急いでブック保護を解除する必要がある場合」「複数のパスワードを管理しているため、どのパスワードか分からなくなってしまった場合」などの場合に本記事の解決方法はとても有効です。

Excelでパスワードを忘れた場合の具体的な3つの解決

「ZIPファイル形式を利用する方法」「VBAマクロを使用する方法」「専用のパスワード解除ツールを使用する方法」の3つのいずれかでパスワードがかけられたブック保護を解除することができます。

ただし、これらの方法は倫理的な配慮が必要で、自分が正当な権限を持つファイルにのみ使用すべきです。以下に3つの方法を紹介します。

また、3つ紹介していますが、3つめのサードパーティ製のツールに関しては個人的にはオススメできません。もしあなたがサードパーティ製のツールをダウンロードしてウィルスに感染しても自己責任になります。

そんなのイヤでしょ?

なので、できるだけ「ZIPファイル形式を利用する方法」「VBAマクロを使用する方法」の方法で対応するようにしてください。

ZIPファイル形式を利用する方法

  1. Excelファイル(.xlsx)の拡張子を.zipに変更します。
  2. ZIPファイルを解凍し、xl/worksheets/sheet1.xmlファイルを見つけます。
  3. このXMLファイル内のタグを削除します。
  4. ファイルを再度ZIPで圧縮し、拡張子を.xlsxに戻します。

VBAマクロを使用する方法

  1. 新しいExcelファイルを作成し、VBAエディタを開きます。
  2. 以下のようなマクロを作成します。
    /* VBAコード */
    Sub UnprotectWorkbook()
    Dim i As Integer, j As Integer, k As Integer
    Dim l As Integer, m As Integer, n As Integer
    On Error Resume Next
    For i = 65 To 66: For j = 65 To 66: For k = 65 To 66
    For l = 65 To 66: For m = 65 To 66: For n = 65 To 66
    ActiveWorkbook.Unprotect Chr(i) & Chr(j) & Chr(k) & _
    Chr(l) & Chr(m) & Chr(n)
    If ActiveWorkbook.ProtectStructure = False Then
    MsgBox "パスワード = " & Chr(i) & Chr(j) & _
    Chr(k) & Chr(l) & Chr(m) & Chr(n)
    Exit Sub
    End If
    Next: Next: Next: Next: Next: Next
    MsgBox "パスワードが見つかりませんでした"
    End Sub
  3. このマクロを実行すると、ブルートフォース攻撃でパスワードを解析します

サードパーティのパスワード解除ツールを使用する方法

  1. 信頼できるExcelパスワード解除ツールをダウンロードしてインストールします。
  2. ツールの指示に従って、保護されたExcelファイルを選択します。
  3. ツールがパスワードを解析し、ファイルのロックを解除します。

パスワード解除ツールを使用する際には、以下の点に注意してください。

ここがポイント!

  • 信頼できるサイトからツールをダウンロードすること。悪意のあるソフトウェアを避けるため、公式サイトからのダウンロードを推奨します。
  • ツールの使用に伴うリスクを理解し、自己責任で使用すること。データの損失やセキュリティリスクを避けるため、事前にバックアップを取ることをお勧めします。
  • パスワード管理の重要性を再認識し、今後は安全な方法でパスワードを管理すること。

この記事で紹介した方法を使えば、パスワードを忘れてしまった場合でも、Excel 2019のブック保護を解除し、大切なデータに再びアクセスできるようになります。ツールの利用に際しては、必ず公式サイトからダウンロードし、使用方法をよく確認してから実行するようにしてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました