Excel365を使っていると、突然「マクロが実行できません」と表示されて困った経験はありませんか?特にパソコンやスマホに不安がある方にとって、こうしたトラブルは不安の種ですよね。ですが、安心してください。この記事では、初心者の方でもわかりやすく、マクロが実行できない原因とその解決法をお伝えします。
マクロが実行できない主な原因とその対策
マクロが無効化されている
Excelはセキュリティ上の理由から、初期設定ではマクロが無効になっています。ファイルを開いた際に「セキュリティの警告」と表示されることがあります。
- ファイルを開いた際に「セキュリティの警告」が表示される場合、画面上部に「コンテンツの有効化」ボタンが表示されます。
- このボタンをクリックすることで、そのファイルのマクロが有効になります。
ファイル形式が「.xlsx」になっている
マクロを含むExcelファイルは「.xlsm」形式で保存する必要があります。「.xlsx」形式ではマクロが保存されません。
- ファイルを開いた状態で、「ファイル」タブをクリックし、「名前を付けて保存」を選択します。
- 保存する場所を選び、「ファイルの種類」から「Excel マクロ有効ブック(.xlsm)」を選択して保存します。
ダウンロードしたファイルがブロックされている
インターネットからダウンロードしたExcelファイルは、セキュリティ上の理由からブロックされることがあります。
- ダウンロードしたファイルを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 「全般」タブの下部にある「セキュリティ」の項目で「ブロックの解除」にチェックを入れ、「OK」をクリックします。
セキュリティ設定が厳しすぎる
Excelのセキュリティ設定が厳しすぎると、マクロが実行できないことがあります。
- 「ファイル」タブをクリックし、「オプション」を選択します。
- 「セキュリティセンター」を選択し、「セキュリティセンターの設定」をクリックします。
- 「マクロの設定」を選択し、「警告を表示してすべてのマクロを無効にする」または「デジタル署名されたマクロを除く、すべてのマクロを無効にする」を選択します。
- 「OK」をクリックして設定を保存します。
ファイルの保存場所が信頼されていない
ファイルが保存されている場所が信頼されていないと、マクロが実行できないことがあります。
- 「ファイル」タブをクリックし、「オプション」を選択します。
- 「セキュリティセンター」を選択し、「セキュリティセンターの設定」をクリックします。
- 「信頼できる場所」を選択し、「新しい場所の追加」をクリックします。
- 信頼するフォルダのパスを入力し、「OK」をクリックします。
よくある質問や疑問
Q1: ダウンロードしたExcelファイルを開くと「このファイルのソースが信頼できないため、Microsoftによりマクロの実行がブロックされました」と表示されます。どうすればよいですか?
このメッセージは、インターネットからダウンロードしたファイルに対するセキュリティ警告です。上記の「ダウンロードしたファイルがブロックされている」の項目を参照し、プロパティから「ブロックの解除」にチェックを入れてください。
Q2: 他のパソコンではマクロが動作するのに、自分のパソコンでは動作しません。なぜですか?
他のパソコンでは動作するのに自分のパソコンで動作しない場合、セキュリティ設定やファイルの保存場所、Excelのバージョンなどが影響している可能性があります。上記の対策を順に試してみてください。
Q3: それでもマクロが実行できません。どうすればよいですか?
上記の対策を試しても解決しない場合、Excelの修復や再インストールを検討する必要があるかもしれません。また、Microsoftの公式サポートに問い合わせることも一つの方法です。
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まとめ
Excel365でマクロが実行できない原因とその対策について解説しました。初心者の方でもできる簡単な手順で解決できることが多いです。もし、この記事を読んでも解決しない場合や、さらに詳しいサポートが必要な場合は、お気軽にLINEからお声掛けください。
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