Excelで表の値を一致させる方法：初心者でもできる簡単な手順

Excelを使っていると、「このデータが他の表にもあるか確認したい」「間違って入力された値を見つけたい」といった場面に遭遇することがあります。そんなときに便利なのが、表の値を一致させる方法です。今回は、初心者の方でもわかりやすく、Excelで表の値を一致させる方法を解説します。

VLOOKUP関数を使って値を一致させる

Excelのイメージ

VLOOKUP関数は、指定した値を表の左端の列から検索し、同じ行の指定した列の値を返す関数です。例えば、商品コードを入力すると、その商品名や価格を自動で表示させることができます。

以下の手順でVLOOKUP関数を使ってみましょう。

例えば、商品コードがセルに入力されていて、商品コードと商品名がA列とB列に入力されている場合、商品名を表示させるには以下のように入力します。



=VLOOKUP(, B, 2, FALSE)

* VLOOKUP関数は、検索値が範囲の左端の列にある必要があります。
* 完全一致を求める場合は、検索方法に「FALSE」を指定します。

COUNTIF関数は、指定した範囲内で条件に一致するセルの個数を返す関数です。この関数を使うと、ある値が他の表に存在するかどうかを簡単に確認できます。

以下の手順でCOUNTIF関数を使ってみましょう。

例えば、商品コードがセルに入力されていて、商品コードのリストがB列にある場合、その商品コードがリストに存在するか確認するには以下のように入力します。



=COUNTIF(B:B, )

この式が「1」を返す場合、その商品コードはリストに存在します。「0」を返す場合は、リストに存在しません。

* COUNTIF関数は、範囲内で条件に一致するセルの個数を返します。
* 一致するセルが複数ある場合でも、個数を返すだけで、どのセルが一致したかはわかりません。

IF関数は、指定した条件が真の場合と偽の場合で異なる値を返す関数です。この関数を使うと、値が一致しているかどうかを「一致」「不一致」といった形で表示できます。

以下の手順でIF関数を使ってみましょう。

例えば、商品コードがセルに入力されていて、商品コードのリストがB列にある場合、その商品コードがリストに存在するか「一致」「不一致」と表示するには以下のように入力します。



=IF(COUNTIF(B:B, ) > 0, "一致", "不一致")

この式が「一致」を返す場合、その商品コードはリストに存在します。「不一致」を返す場合は、リストに存在しません。

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