ExcelのXMATCH関数を使ってスピル配列を活用する方法

2025.04.16

Excelのスピル機能を活用して、複数の検索結果を一度に取得できるXMATCH関数。特に、複数の検索値を一度に指定して結果を得る方法は、データ分析や集計作業を効率化する強力な手段です。今回は、初心者の方にもわかりやすく、実際の操作手順を交えて解説します。

XMATCH関数とは？

Excelのイメージ

XMATCH関数は、指定した範囲内で検索値が何番目に位置するかを返す関数です。例えば、商品リストから「バナナ」が何番目にあるかを調べるときに使用します。

以下のように入力します。

=XMATCH("バナナ", )

これで、「バナナ」がからの範囲内で何番目にあるかが返されます。

スピル配列とは、1つのセルに入力した数式が、隣接するセルにも自動的に結果を表示する機能です。これにより、複数の検索結果を一度に表示することができます。

例えば、複数の検索値を指定して、それぞれの位置を一度に取得したい場合、以下のように入力します。

=XMATCH(, B2:B10)

これにより、からの各セルの値が、B2からB10の範囲内で何番目に位置するかが、それぞれのセルに表示されます。

スピル配列を活用することで、以下のような作業が効率化できます。

ここがポイント！

セルに数式を入力した後、隣接するセルにデータが入力されていると、スピル配列が正しく表示されません。隣接するセルのデータを削除するか、別の場所に数式を入力してみてください。

XMATCH関数は、検索範囲が昇順や降順でなくても正しい位置を返すことができます。一方、MATCH関数は、検索範囲が昇順または降順でないと正しい結果が得られません。

スピル配列の結果は、他の関数と組み合わせて使用することができます。例えば、INDEX関数と組み合わせて、検索した値に対応する別の列の値を取得することができます。

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XMATCH関数とスピル配列を活用することで、複数の検索結果を一度に取得し、データ処理を効率化することができます。特に、複数の検索値を指定して結果を得る方法は、データ分析や集計作業をスムーズに進めるための強力な手段です。ぜひ、実際のデータで試してみてください。

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