ExcelでのVLOOKUP関数を使った多条件検索の方法

2025.03.12

こんにちは、皆さん。今日は、ExcelのVLOOKUP関数を使って、複数の条件でデータを検索する方法をご紹介します。例えば、商品名と色の両方が一致するデータを探したいときなどに役立ちますよ。

VLOOKUP関数とは？

Excelのイメージ

まず、VLOOKUP関数について簡単におさらいしましょう。これは、指定した値を表の左端の列から探し出し、その行の中で指定した列の値を返す関数です。通常は1つの条件で使われますが、工夫次第で複数の条件にも対応できます。

最初の方法は、補助列を使うやり方です。これは、複数の条件を一つの列にまとめてしまう方法です。

例えば、以下のようなデータがあるとします。

商品名	色	在庫数
シャツ	赤	10
シャツ	青	15

この場合、商品名と色を結合した補助列を作成し、「シャツ赤」や「シャツ青」といった値を作ります。そして、VLOOKUP関数でこの補助列を検索します。

補助列を使いたくない場合は、IF関数と配列数式を組み合わせる方法があります。

先ほどと同じデータを使います。この場合、以下のような数式を使います。

=VLOOKUP("シャツ赤", IF({1,0}, 商品列&色列, 在庫数列), 2, FALSE)

この数式を入力したら、Ctrl + Shift + Enterを押して配列数式として確定します。

はい、補助列を作ると列が増えますが、データの管理や検索がしやすくなるメリットがあります。必要に応じて使い分けましょう。

配列数式は、数式を入力した後にCtrl + Shift + Enterを押す必要があります。これを忘れると正しく動作しませんので注意してください。

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今回は、ExcelのVLOOKUP関数を使って複数の条件でデータを検索する方法をご紹介しました。補助列を使う方法と、IF関数と配列数式を使う方法の2つがあります。どちらも一長一短がありますので、状況に応じて使い分けてください。他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。