皆さん、こんにちは。今日は、ExcelのVLOOKUP関数を使って、重複する値をどのように扱うかについてお話しします。Excelを使っていて、「同じ値が複数回出てくるけど、どうやって全部見つければいいの?」と悩んだことはありませんか?そんな時に役立つ方法をご紹介します。
VLOOKUP関数の基本とその限界
まず、VLOOKUP関数の基本をおさらいしましょう。これは、指定した値を上から順に検索し、最初に見つかった値を返す関数です。しかし、同じ値が複数存在する場合、最初の1つしか見つけられません。例えば、以下のような表があるとします。
名前 | 年齢 | IQ |
---|---|---|
ボブ | 15 | 100 |
メアリー | 20 | 96 |
ボブ | 7 | 110 |
この場合、”ボブ”という名前は2回出てきますが、VLOOKUP関数を使うと最初の”ボブ”の情報しか取得できません。
重複する値をすべて取得する方法
では、どうすれば重複するすべての値を取得できるのでしょうか?いくつかの方法があります。
1. FILTER関数を使用する(Excel 365以降)
Excel 365以降をお使いの方は、FILTER関数を使うと簡単に解決できます。例えば、”ボブ”という名前のすべての情報を取得するには、以下のように入力します。
=FILTER(A2:C4, A2:A4="ボブ")
これで、”ボブ”に関するすべての行が抽出されます。
2. ヘルパー列を追加する(古いバージョンのExcel)
古いバージョンのExcelをお使いの方は、ヘルパー列を追加する方法があります。具体的には、以下の手順で行います。
- 新しい列を作成し、各行に一意の識別子を付けます。例えば、”ボブ1″、”ボブ2″のように。
- その識別子を基に、VLOOKUP関数を使用してデータを取得します。
この方法については、Mr. Excelのフォーラムでも詳しく議論されています。
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まとめ
いかがでしたか?今日は、ExcelでVLOOKUP関数を使って重複する値をどのように扱うかについてお話ししました。最新のExcelをお使いの方はFILTER関数を、古いバージョンをお使いの方はヘルパー列を活用する方法をご紹介しました。ぜひ、日々の業務に役立ててくださいね。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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