ExcelでVLOOKUP関数を使って左側の値を取得する方法

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皆さん、こんにちは。今日は、ExcelのVLOOKUP関数についてお話しします。特に、VLOOKUP関数で左側の値を取得する方法について、初心者の方にもわかりやすく解説します。

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VLOOKUP関数の基本と制約

Excelのイメージ

Excelのイメージ

まず、VLOOKUP関数の基本的な使い方を確認しましょう。VLOOKUP関数は、指定した範囲の左端の列から検索値を探し、その行の指定した列の値を返す関数です。つまり、検索値を含む列は、常に戻り値を含む列の左側に配置する必要があります

しかし、実際の業務では、検索値が範囲の左端にない場合もあります。例えば、社員番号から氏名を検索する際に、社員番号が右側の列にある場合です。このような場合、VLOOKUP関数だけでは対応が難しくなります。

INDEX関数とMATCH関数を組み合わせる方法

そんな時に役立つのが、INDEX関数とMATCH関数の組み合わせです。これらの関数を組み合わせることで、VLOOKUP関数では難しい左側の列からの値の取得が可能になります。

INDEX関数は、指定した範囲内の特定の位置にある値を返す関数です。具体的には、範囲内の行番号と列番号を指定して、その交差点にある値を取得します。

MATCH関数は、指定した範囲内で検索値がどの位置にあるかを返す関数です。これにより、検索値が範囲内の何番目にあるかを特定できます。

これらを組み合わせると、以下のような数式になります。


=INDEX(参照範囲, MATCH(検索値, 検索範囲, 0))

この数式では、MATCH関数で検索値の位置を特定し、その位置を基にINDEX関数で参照範囲から値を取得します。

XLOOKUP関数を使用する方法

さらに、Excelの新しいバージョン(Excel 2019以降)では、XLOOKUP関数が導入されました。XLOOKUP関数は、VLOOKUP関数の制約を解消し、より柔軟な検索が可能です。

XLOOKUP関数の基本的な構文は以下の通りです。


=XLOOKUP(検索値, 検索範囲, 戻り範囲, [見つからない場合], [一致モード], [検索モード])

この関数を使用すると、検索範囲と戻り範囲を個別に指定できるため、左右の制約がなくなります。つまり、検索値が右側の列にあっても、左側の値を取得することが可能です。

具体的な使用例

では、具体的な使用例を見てみましょう。

例1: INDEX関数とMATCH関数の組み合わせ

例えば、以下のような表があるとします。


| 商品名 | 商品ID | 価格 |
|--------|--------|------|
| りんご | A001 | 100 |
| みかん | A002 | 80 |
| ぶどう | A003 | 120 |

この表で、商品IDから商品名を取得したい場合、VLOOKUP関数では対応が難しいですが、INDEX関数とMATCH関数を組み合わせることで可能になります。


=INDEX(A2:A4, MATCH("A002", B2:B4, 0))

この数式では、MATCH関数で商品ID「A002」がB2:B4の範囲内で何番目にあるかを特定し、その位置を基にINDEX関数でA2:A4から対応する商品名を取得します。

例2: XLOOKUP関数の使用

同じ表で、XLOOKUP関数を使用して商品IDから商品名を取得する場合、以下のようになります。


=XLOOKUP("A002", B2:B4, A2:A4)

この数式では、B2:B4の範囲から商品ID「A002」を検索し、対応するA2:A4の値(商品名)を取得します。

よくある質問や疑問

VLOOKUP関数で左側の列から値を取得することはできますか?

残念ながら、VLOOKUP関数は左から右への値のみを検索できます。つまり、検索する値を含む列は、常に戻り値を含む列の左側に配置する必要があります。

INDEX関数とMATCH関数の組み合わせは難しいですか?

最初は少し複雑に感じるかもしれませんが、慣れると非常に便利です。MATCH関数で検索値の位置を特定し、その位置を基にINDEX関数で値を取得するという流れを理解すれば、活用の幅が広がります。

XLOOKUP関数はどのバージョンのExcelで使用できますか?

XLOOKUP関数は、Excel 2019以降のバージョンで利用可能です。それ以前のバージョンでは使用できないため、INDEX関数とMATCH関数の組み合わせを検討する必要があります。

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まとめ

今回は、VLOOKUP関数で左側の値を取得する方法について解説しました。VLOOKUP関数は左から右への検索のみ対応していますが、INDEX関数とMATCH関数を組み合わせる方法や、XLOOKUP関数を使用することで、左側の値を取得することが可能です。これらの方法を活用して、Excelでのデータ検索をより柔軟に行ってみてください。

他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。

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