Steam人気ゲーム「PirateFi」でパスワード盗難被害!1500人に影響したっぽい

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今回は、Steamで配信された無料ゲーム「PirateFi」を通じて、ユーザーの重要な個人情報が盗まれる事態が発生したことについて、詳しく解説します。この記事では、被害の実態から具体的な対策方法まで、網羅的に情報をお伝えします。

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深刻な情報流出事件の全容

2025年2月6日から12日までの約1週間、Steamストアで配信されていた無料ゲーム「PirateFi」に、情報窃取型マルウェア「Vidar」が仕込まれていたことが判明しました。このゲームは、ローポリゴンの世界観で基地建設や武器製作、食料収集などを楽しめる生存ゲームとして、多くのユーザーから好評を得ていました。

被害の規模と深刻度

今回の事件の特徴として以下の点が挙げられます。

ここがポイント!

  • ダウンロード数は最大1500人に達し、多くのユーザーが影響を受けた可能性があります
  • 攻撃者は複数回にわたってゲームファイルを改変し、検出を逃れる工夫を重ねていました
  • Web3やブロックチェーン、暗号通貨に関心のあるユーザーを狙った標的型攻撃の可能性が高いとされています

今回使用されたVidarマルウェアはブラウザの情報などを盗むことができるので、「ブラウザに保存されたパスワードやクッキー情報」「メールクライアントの認証情報」「暗号通貨ウォレットの秘密鍵」「その他の重要な個人情報」の情報が盗まれた可能性があります。

被害者が取るべき緊急対策

もしあなたがこのゲームをダウンロードした場合、以下の対策を直ちに実施することを強く推奨します。

  1. 最新のアンチウイルスソフトでフルスキャンを実施
  2. すべてのアカウントのパスワードを変更
  3. 可能な限り二要素認証を有効化
  4. 不審なソフトウェアの有無を確認
  5. 必要に応じてWindowsの再インストールを検討

今後の被害を防ぐための予防策

このような被害を未然に防ぐため、「新規リリースのゲーム、特に無料ゲームは慎重に評価を確認する」「アンチウイルスソフトを常に最新の状態に保つ」「不審なファイルやプログラムは実行しない」「重要なアカウントには必ず二要素認証を設定する」などの対策を心がけましょう。

よくある質問

このマルウェアに感染したかどうかはどうやって分かりますか?

Steamから通知が届いている場合は感染の可能性が高いです。また、アンチウイルスソフトによる検出や、不審な動作(異常な通信など)があれば感染の疑いがあります。

パスワードを変更すれば安全ですか?

パスワードの変更は重要な第一歩ですが、完全な安全のためには二要素認証の設定や、システムの完全なクリーンアップも検討する必要があります。

まとめ

今回の事件は、正規のプラットフォームであっても完全な安全性は保証されないことを示しています。特に無料ゲームやアプリをダウンロードする際は、評価やレビューを慎重に確認し、セキュリティ対策を怠らないことが重要です。

常に最新のセキュリティ情報に注意を払い、不審な点があれば即座に対応することで、このような被害から身を守ることができます。

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